今回は十二ヶ岳から鬼ヶ岳を縦走し、偉大な富士山のパワーと焚き火に癒され、冬の自然を満喫してきました。

富士山のすぐ傍にあるハイキングコースです。見る度に小さくなっていく笠雲を横目に、落ち葉で埋め尽くされた道を歩きました。

今晩のアウトドアクッキングメニューを想像しながら、着火剤代わりになりそうな松ぼっくりや枯れ枝を拾い集める散歩道。広大な青木ヶ原樹海を見下ろす展望台。忙しない日常を忘れ、心が開放された時間です。

軽い散歩で足慣らしをした後は、翌日登る山々を見ながら、アウトドアクッキングの準備に取りかかります。

午後は風も気温も穏やかになり、焚き火に最適な時間がやってきました。
毎回ワクワクさせてくれる焚き火料理は、このダッチオーブンやスキレットを使って作ります。

まずは、それぞれのダッチオーブンに下処理した具材を入れ、蓋の上と鍋底の両方から、炭火で焼きます。火が通ってくるにつれ、ジューシーなチキンの香りや、リンゴとシナモンの甘い香りが漂い、心も踊ります。

サーモンとシーフードたっぷりのトマトクリームパイは、ダッチオーブンの蓋の上に乗せた炭火が強すぎて、濃いめの焼き色がついてしまいましたが、味はハーブソルトが程よく染みこんだ絶品の仕上がり。どれもみんなアツアツの旨味と食感を堪能する、大満足のディナーでした。

双子座流星群が見頃を迎える直前の夜とあって、夜空には無数の流れ星。暖かいダウンジャケット〈featherlite W’s down parka〉に身を包み、串に刺したマシュマロがキャラメル色に変わる様子を見守りながら火を囲む時間に、すっかり心も体も癒されました。

翌朝は、薄暗い時間にキャンプ場を出発し、湖畔の対岸に聳えていた縦走コースへ。 指先が凍りそうな早朝、手袋〈wool logo glove〉とダウンジャケット〈concordia light down jkt〉を着込み出発です。
最初のピーク・毛無山から見渡す空は澄み渡り、朝陽を浴びた富士山と河口湖が見事でした。

ここから始まる稜線は、岩場のアップダウンや吊橋などがあり、アドベンチャーの連続です。 靴紐やリュック〈ultimate 35〉のベルトを締め直し、気合も入れ直します。

高揚感を感じながら、十二ヶ岳山頂直下の岩場を下りきった所の吊り橋を渡り、Ⅴ字を描くように岩場を登っていきます。この先が、最もテンションが上がる楽しいコースです。

十二ヶ岳山頂で休憩後は、再び岩場のアップダウンの繰り返し。
節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳をピークハントし、西湖の畔へ下り、縦走コースを満喫しました。

今回は、時間と装備に余裕があったので、2020年の秋冬物をフルに活用してきました。行動中は、ストレスを感じないインシュレーションパーカー〈ascent W’s parka〉。 休憩中や歩き出しは、上の写真のように収納が出来て、軽量コンパクトなのに1000FPもあるダウンジャケット〈concordia light down jkt〉が大活躍しました。

スマホのタッチパネルにも対応するメリノウールの手袋〈wool logo glove〉は、途中で地図を見たい時やシャッターを押す時には、とても便利。冬のアウトドアフィールドには、欠かせませんね。