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ハイキングレポート vol.7 上高地篇【アンバサダー 鈴木佐智子】

スノーキャンプが楽しい冬の上高地ですが、今年はちょっと贅沢して、宿の暖かさに触れてきました。

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鈴木 佐智子(すずき さちこ)
登山やトレッキング、クライミングイベントを開催している「YFクラブ」の登山担当サポーター。これから山歩きを始めたい方やステップアップしたい方が、安心してチャレンジできるクラブ作りをモットーに、日々アウトドアで活動中。
アンバサダー 鈴木 佐智子の記事はこちら

ハイキングレポート vol.7 上高地篇【アンバサダー 鈴木佐智子】

スノーキャンプが楽しい冬の上高地ですが、今年はちょっと贅沢して、宿の暖かさに触れてきました。


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釜トンネルと上高地トンネルを抜け、静寂の上高地へ。呼吸が乱れぬよう、逸る気持ちを抑え、緩やかな上り坂を進みます。ヘッドランプの灯りが無いと歩けなかったトンネルも、年々冬に訪れる人が多くなったせいか不要でした。


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「スノーシューは要らないよ」と出発直前に宿のオーナーからのアドバイス。今年は何処へ行っても2月らしからぬ積雪量でしたが、ひと月前に訪れた上高地では多少活躍したので、降雪の期待と共にスノーシューを背負って入山しました。


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雪原と化した静寂のバスターミナルから更に奥へ進み、河童橋へ。上高地の象徴的な絶景ポイントから望む穂高連峰は、あいにくガスに覆われていましたが、梓川の透き通るような清らかさに癒されました。


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梓川へと流れ込む清水川には、夏と変わらず青々とした水草(バイカモ)が、気持ち良さそうに揺らいでいました。


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宿の夕食の時間を待つ間は、信仰の聖地、明神池の穂高神社奥宮の参拝と水汲み作業。冬の間は、雪を融かすか綺麗な池から自力で水を調達して飲食に活用します。


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〝豆炭〟は、このようにして、一つひとつ作られます。昔ながらの豆炭の温もりのおかげで、一晩中ポッカポカでした。


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何もしない、至福の時間。夜が待ち遠しいランプの灯りと穏やかな囲炉裏の火は、その後のディナーを更に美味しく演出してくれました。


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串に刺されてもなお「ピクッ」と躍る瞬間から、囲炉裏でじっくり丁寧に焼かれていく様を、ただだたボーっと見ているのもまた至福の時間。


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翌朝は、柔らかいモチ米の食感と出汁が絶妙なお雑煮を頂きました。腹持ちよく下山までしっかり歩けるように、と温かい心がこもった朝食です。


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オモテナシに触れた宿を後にし、今日は快晴の銀世界へ出発!


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寒さが厳しい朝だからこそ見られる、雪や霜の結晶。


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スケートリンクと化した林道は、チェーンスパイクで通過。今日もスノーシューの出番はなさそうです。


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白銀の穂高連峰と赤く染まるケショウヤナギの冬芽が見られるのは、この時期ならでは。 


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清流の畔で休憩したり、樹氷や眺望を楽しみながら、快晴無風の上高地を満喫しました。 


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雪が舞い、前日には見られなかったこの景色。来た甲斐がありました。


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現実の世界へと戻るトンネル。楽しかった銀世界に別れを告げ、タクシーの待つトンネル出口に向かい、硬いアスファルトを足早に下って行きました。

今回使ったアイテム

ダウン:featherlite W’s down parka、ジャケット:summit pro jkt (unisex)、フリース:trail W’s fleece、パンツ:summit pro pants (unisex)、グローブ:PSP glove Ⅱ、ネックウォーマー:wool neckwarmer、サコッシュ:trek carry sacoche