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フィールドレポート 冬の赤岳登頂〜前編〜【アンバサダー 谷口京】

冬山で新アイテムをフィールドテスト。八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)に登ってきました。

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谷口 京(たにぐち・けい)
写真家。1997年 日本大学芸術学部写真学科卒業。宮本敬文氏に師事後、NY市ブルックリンを拠点に独立。仕事の傍ら世界各地を巡り、2004年に帰国。雑誌や広告、カタログなど様々なフィールドで活動中。
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フィールドレポート 冬の赤岳登頂〜前編〜

冬山で新アイテムをフィールドテスト。八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)に登ってきました。

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東京から3時間。南八ヶ岳のメインゲート・美濃戸口に到着。登山届を提出し入山します。

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この日の目的地・行者小屋へは3時間半のアプローチ。美濃戸山荘の分岐からは南沢ルートを選択。凍った沢の渡渉がいくつかありました。ダブルストックで慎重に進みます。

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長く単調な南沢ですが、谷が西向きのため、日暮れまで陽が差すのは助かります。夏季はよく見るカモシカも、この日は足跡すら見当たらず。どこで越冬しているのやら。木漏れ日が、冴えた空気に温もりを与えます。

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八ヶ岳主稜が姿を現しました。行者小屋までもう少し。

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茜に染まる横岳。この光に会うためやってきた。そう思える瞬間です。しばし深呼吸。

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霧氷。氷点下2〜10度の樹林帯で見られ、過冷却された空気中の水分が木に凍りつき作られます。まるで雪の花のよう。

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登頂予定の赤岳。強風で雪がたなびくのが見えました。今季はまだ雪が少ない様子。

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行者小屋に到着。週末は賑わうテント場も、平日のこの日は閑散。ひと張りは海外からのクライマー。ここをベースキャンプに赤岳や硫黄岳に登りつつ、きままな休暇を過ごしているようでした。彼らの活動を通じ、日本の自然美とアルピニズムが世界に伝わるのは嬉しいことです。

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我々は星を眺められるよう、南に開けた斜面にテントを設営。さっそく雪を沸かし、ネパール仕込みの熱いチャイで身体を温めたのでした。

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午後8時、零下15度。満天の星が世界を包みます。明日は赤岳へ(後編へつづく)

今回使ったアイテム

バックパック:cougar 55-75、バックパック:mars daypack、ハードシェル:boma NS jkt、ダウンジャケット:concordia down jkt、パンツ:summit pro pants、フリース:alpiniste fleece、帽子:WG rib beanie、グローブ:PSP glove +d、グローブ:wool glove +d、ネックウォーマー:PS neckwarmer +d