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讃岐せとうちぶらり旅(4)|丸亀 【アンバサダー 谷口京】

冬の週末。香川県を旅してきました。見知らぬ土地へのぶらり旅。果たしてどんな景色に出会うのか。

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谷口 京(たにぐち・けい)
写真家、十文字学園女子大学非常勤講師。日大芸術学部を卒業後、渡米。NYを拠点に世界を巡り、2004年に帰国。人物と風景を中心に、「Number」「TRANSIT」などの雑誌、企業・公共広告、テレビ朝日『世界の街道をゆく』など様々なメディアで活動中。ヒマラヤをはじめ国内外の山を旅する冒険好き。
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讃岐せとうちぶらり旅(4)|丸亀 【アンバサダー 谷口京】 【アンバサダー 谷口京】

冬の週末。香川県を旅してきました。見知らぬ土地へのぶらり旅、果たしてどんな景色に出会うのか。


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城下町、丸亀市へ。日本を代表する城郭、丸亀城を訪れました。


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城郭の完成は江戸時代初期の慶長7年(1607年)。現存12天守のひとつであり、石垣の名城として知られています。


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お城の一角で“お城のおばあちゃん”こと、十河博子さんにお会いしました。十数年間、週に3回お城に通い、訪れる観光客に、自作の絵手紙をプレゼントされています。絵手紙には十河さんの言葉が記され、そのひとつひとつがすっと心に染み入ります。「お好きなものを選んでね。お金はいりません。笑顔と元気をくださいね」。朗らかな笑顔に、こちらが元気をいただきました。


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城を彩るさざんかの花。日本のお城には、桜や椿、山茶花など、和の花が似合います。


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石積みを眺めながら天守閣への急坂を登ります。美しさと防御機能を追求した四重の石垣は、高さ60m。石には槌や鑿(のみ)の痕が残り、当時の職人の息遣いが聞こえてくるかのよう。


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天守から丸亀市街を見渡します。讃岐富士(飯野山)の、おにぎりのような姿に目が止まり、ふと『まんが日本昔ばなし』の山を思い出しました。それもそのはず。『まんが日本昔ばなし』の作画・演出をした池原昭治さんは香川の出身。池原さんは、こどもの頃に親しんだこの山を、昔話に描いたのでしょう。自分にとっても、どこか懐かしい、心のふるさとへ帰った気持ちになりました。


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お城を見たあとは、丸亀の名店「なかむら」へ。香川のソウルフード・讃岐うどんで身体を温めます。他県民にとって、本場のうどん屋は、オーダーから店を出るまでエンターテイメント。ローカルの方々の頼み方、動きを横目で見つつ、自分のうどんに辿り着きました。


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帰りは瀬戸大橋を渡り、倉敷から帰京。瀬戸の空が、旅の記憶を鮮やかに色付けます。二泊三日のぶらり旅。日本の風土の豊かさをあらためて感じた、冬の香川の旅でした。

今回使ったアイテム

ジャケット:pioneer coat (unisex)、フリース:hybrid fleece