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karrimor mountain journal vol.25 八ヶ岳デイハイク(茶臼山〜縞枯山〜雨池)

登山者にとって親しみの深い山のひとつ、八ヶ岳。赤岳を擁する険しい南八ヶ岳、北横岳周辺のゆるやかな北八ヶ岳など、ひとことで八ヶ岳といっても表情はさまざま。季節を問わず楽しませてくれるのも嬉しいところ。そんな山域のなかでも、静かにハイキングを楽しむなら…ということで茶臼山〜縞枯山〜雨池というデイハイクコースを歩いてみました。

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スタートは麦草峠。観光地としても知られる白駒池のほどちかくにある峠で八ヶ岳を横断しています。今回はマイカーでの山行でしたが、路線バスでアクセスも可能。賑やかな白駒池方面とは反対側の茶臼山方面を目指します。

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登山道を進んでいくと静かな樹林帯へ。ときおり鳥の鳴き声が響く、コメツガやシラビソの森を歩きます。今回セレクトしたのはハイキングからタウンまで活躍する〈utility 20〉とロングセラーの定番モデル〈sector 25〉です。

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木道が敷かれている箇所が多く、歩きやすいのも嬉しいところ。深呼吸をすると、少しひやっとした空気が心地よく、しっとりした空気は森の香りがします。

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訪れたのは9月中旬。ちょうど雨がつづいていたこともあり、登山道のあちこちにキノコが生えていました。こちらは毒キノコの代表格、ベニテングタケ。

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眺望ポイント、中小場へ。茅野の市街地方面は一面の雲海が広がっていました。木々は少し紅葉がはじまっているよう。すっかり秋の様相です。

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ここから茶臼山の山頂までは急登がつづきます。150mほど一気に高度を稼ぎます。

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茶臼山の山頂に到着。眺望のないピークですが、少し歩いた先に展望スポットがあるので行ってみることに。

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森を抜け、パッと明るくなった先に広がっていたのは南八ヶ岳の山々、南アルプス、そして一面の雲海です。展望スポットというだけあり、足をとめて見入ってしまいます。

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せっかくなのでこちらで小休止。〈utility 20〉はメインコンパートメントにアクセスするポケットの開口部が背中側についています。リュックサックを置いたときに開けやすく、荷物の出し入れにとても便利です。風が冷たく、〈phantom jkt〉を羽織って防風・防寒対策としました。

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茶臼山につづいて、次は縞枯山を目指します。縞枯とは、シラビソやコメツガが縞状に立ち枯れる現象のこと。枯れたところには新しい木が生え、再び森を形成します。そんなサイクルが縞となっているのです。

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山頂の手前の展望台へ。大きな岩がゴロゴロと転がっていますが、ゆっくりと登っていくと入山した麦草峠方面を見渡すことができました。

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そこから再び樹林帯を歩いていくと縞枯山の山頂です。樹林帯歩きは眺めこそありませんが、樹木が風をさえぎってくれるため、安心感があります。ピークハントよりもハイキングそのものが好きという方にはオススメです。

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しっとりと雨が降っている日に静かに森歩き、というのも趣深いもの。ここから先は滑りやすい岩の上を歩きます。慎重に下っていきます。

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林道の分岐を進んでいくと雨池です。北八ヶ岳にはいくつかの池がありますが、白駒池と比べても人はほとんどおらず、静か。神秘的な景色が広がっていました。

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少し雨が降ってきたので池のほとりの木陰でランチタイム。

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水面を打つ雨の音がかすかに聞こえるほど静かな雨池。紅葉のシーズンに訪れてみるのもよさそうです。

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バーナーでお湯をわかしてドライフードを戻すだけですが、ひときわ美味しく感じるのは景色がいいから。池のほとりをぐるっとめぐる登山道を進み、雨池を後にします。

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歩いているとつい足元ばかり見つめてしまいますが、たまには立ち止まってこずえを眺めてみたり…。

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〈utility 20〉はデイパックのなかでも充実した機能が魅力。内部のオーガナイザーやポケット類は小物の整理に便利です。もちろんワンドポケットも採用。ボトルの出し入れもラクラク。

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帰りはふたたび茶水池を経て麦草峠へ。8kmほどのコースですが、そこそこのアップダウンもあり、たっぷりと森歩きを楽しめました。

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もともと雨がぱらつく予報だったので、レインウェアを着用。〈phantom W’s jkt〉は防水性、透湿性、耐久性のバランスがよい定番ジャケット。汎用性が高く、はじめてのレインウェアにぴったりです。

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最後は白駒池の方まで足を伸ばして、山行終了。こちらも苔むした森歩きを楽しめるとあって、ハイカーに人気です。

〈山行を振り返って〉

登山、ハイキング、トレッキングなどなど、山歩きを表現する言葉はたくさんあります。いわゆる登山というと、山の山頂を目指すことと捉える場合が多いと思いますが、自然のなかを歩くという過程そのものも登山のうち。疲れたら立ち止まったり、まわりの木々や花を観察してみるのも素晴らしいもの。自分のペースで気ままに歩いてみてはいかがでしょうか。

ちなみに麦草峠は、今回登った茶臼山〜縞枯山〜雨池とは反対にある天狗岳方面への登山口でもあります。八ヶ岳に登るとなると、幾度も訪れる場所になるでしょう。

〈八ヶ岳デイハイク(茶臼山〜縞枯山〜雨池)で使用したアイテム〉

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〈utility20〉

デイハイクからタウンでの使用をターゲットに作られたモデルだけあり、フロントのポケットに小物を収納できるのはとても便利でした。行動中に頻繁に取り出すものは雨蓋にあるポケットへ入れれば、背面向きに開く様になっているので楽々と取り出すことができました。また、メインコーパントメントの開口部は広くつくられていて、底に入れたレインウェアなどを不便なく取り出せました。ライフスタイルにも使えますがチェストストラップ、ヒップベルト、ポールホルダーも搭載されているのでトレッキングにも充分対応できました。

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〈macapa pro pants〉
小雨が降るフィールドでしたが、しっかりとした撥水加工がされており、雨が染みることはありませんでした。レインウェアを着るまでもないような小雨には十分対応可能でした。〈macapa pants〉に比べより自分の動きに合わせてストレッチするのでストレスフリーで歩ける点も、〈macapa pro pants〉ならではの特徴。素材にメカニカルストレッチタイプのNylon 100%を使用することで、軽量性にも優れ、負担は最小限。行動するには足が大切です。どれだけ快適に1歩1歩が進めるか。このパンツは応えてくれました。
*女性向けモデルはこちら〈macapa pro W’s pants〉

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〈sector25〉

終始小雨がぱらつくお天気だったので、2気室のボトム部分にはレインウェアとレインカバーを忍ばせ、
いつでも取り出しやすい状態に。ざっくりな荷物の仕分け以外にも、フロントポケットのオーガナイザーで、リップクリームや行動食などの小物の収納もストレスフルでした。デイハイクに必要なもの一式が余裕もありながら納まる容量でした。

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〈trail W’s fleece〉

日陰や停滞時の肌寒さには、保温性のある〈POLATEC Classic Micro〉を採用した〈trail W’s fleece〉を上から羽織ります。ただ暖かいだけではなく、しなやかな肌触りは休憩時の安らぎにも繋がりました。軽いので、常にリュックに入れておくだけでも安心感が違います。
*男性向けモデルはこちら〈trail fleece〉