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karrimor WONDER LABO vol.4

カリマーのプロダクトのどれもが、明確な用途や目的を持って作られています。ブランド名の語源でもある「carry more=もっと運べる」とは、未知の領域だった山へと踏み入っていくために必要な荷物を過不足なく運ぶことが、いかに重要な要素だったかを物語っています。今では、アルパインからライフスタイルまでさまざまなプロダクトがラインナップしています。そのひとつひとつを、じっくり余すことなく「解剖」し、「検証」していくのがこの『karrimor WONDER LABO』なのです。第4回目は、カリマーのトレラン用リュックとして、高い人気を誇る〈AR10〉〈AR18〉をピックアップ。あえて、「トレラン」ではなく、その「汎用性」について迫ってみたいと思います。

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Pick Up Product

AR 10AR 18

[ AR10 / AR18 ]
トレイルランニングに特化したモデル。軽量さにこだわりつつも、収納性やコンプレッションによる安定性、ヒップベルトやハーネスによるフィット感を高めています。背面には汗等を速やかに吸収・拡散可能なスーパークールメッシュを採用。快適なアクティビティを支えます。

  • 活性炭加工を施したスーパークールメッシュを採用
  • ワンアクションでできるコンプレッションシステム
  • 収納力のあるコンパートメント内ポケット
  • フィット感を損なわないショルダーハーネス

【仮説】カリマーのトレランザックの「汎用性」を6つのシーンで検証!

モデル名にもなっている〈AR〉ですが、語源はアドベンチャーレース(Adventure Race)の略称。アドベンチャーレースとは、山や川や海などの自然の中を舞台に、アウトドア競技をこなすスポーツのことで、1968年にカリマーが主催した〈カリマー国際マラソン(The Karrimor International Mountain Marathon )〉がアドベンチャーレースの起源と言われています。かつてレースを主催していたカリマーが制作したトレラン用モデルが、このARシリーズなんです。名前はその名残。そして今回は、トレランに特化したモデルではあるものの、アドベンチャーレースのような過酷な舞台でも、ストレスを軽減しサポートしてくれるARなら、様々なフィールド、そして日常生活の中でも活躍するのでは…?と考え、検証してみることに。6つのシーン設定から、ARのどんな機能が発揮されたのか、解剖していきたいと思います。

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【for 登山】背中が「快適」であることの素晴らしさ

アプローチやピークを目指す急登など、「背中の蒸れ」が気になる瞬間は多いはず。体に接する部分には、活性炭加工を施し汗等を速やかに吸収・拡散してくれるスーパークールメッシュを採用。背中とリュックサックの張り付きが気にならず、快適な山行を実現します。

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【for ハイキング】荷物の調整はコンプレッションで

ワンアクションでのコンプレッションは、リュックサック内で動いた荷物がが左右にブレてしまうことを防ぎます。また、コンプレッションのバンジーコードは、ウェアなどを括り付けることも可能。脱いだウェアを脱ぎ、素早く山行で体が熱くなってきたら、素早くベンチレーションできるのです。

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【for クライミング】ストレスフリーの軽快さ

数時間に及ぶマルチピッチクライミングでは、クライミング中に水分を補給したり、行動食を摂る必要があります。また、アタックシューズを収納する事もあります。そのため、荷物を携行するリュックサックはマストアイテム。体大きく振られるようなムーブでは、ARのヒップベルトとショルダーハーネスが身体にしっかりとフィットし、安定感を確保します。

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【for サイクリング】前傾姿勢でも負担を軽減

ロードバイクなどの競技に近い形をしたサイクリングでは前傾姿勢がつづき、荷物の荷重が身体全体への負担になります。一般的な自転車でもリュックサックの荷重でバランスが取りにくいという経験のある人も少なくないはず。そんな時、ARのショルダーハーネスとヒップベルトが効果を発揮します。中央部分をくりぬいたフィンを採用することで生み出す高いフィット感がバランスを維持。荷物を軽く感じるほどです(リュクサック自体の重さはAR10:600g / AR18:620g)。また、ハンドルから手が離せないサイクリングでは、ハイドレーションも便利な機能のひとつです。

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【for ビジネス】アウトドアテイストをプラス

ビジネスでのコーディネートにアウトドアアイテムをミックスするのは今や定番のスタイリング。スーツスタイルにシェルジャケットというのはなかなかかっこいいものです。リュックサックも同じ。フォーマルだけどちょっとカジュアルに崩したいときにオススメしたいのが、このARシリーズなのです。まず、コンパクトなサイズ感とすっきりとしたデザインがちょうどよく、全体のバランス感が秀逸。軽やかな印象になります。また、ハイドレーションポケットにタブレットを収納したり、背面のポケットなどはビジネスでは必要不可欠なガジェット類の整理に活躍したりと、アウトドアと同じように「小物」が多いビジネスにもARの機能性は十分に対応するのも、実用面での嬉しいポイント。いずれにせよ、「ビジネスにアウトドアテイスト」というスタイルのカジュアルさはトライしてみる価値があります。

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【for 子育て】ママをサポートする機動性

小さなお子さんのいるご家庭では、機敏な動きが求められることも。好奇心旺盛な子供たちは、公園やスーパーなど、ちょっと目を離した隙にあっちいったりこっちいったり…。予想外の行動に思わず駆け寄るシーンも多いはず。荷物を背負ったままでも、フィット感を損なわないショルダーハーネスとヒップベルトがあるので、ストレスなく機敏な動きが可能に。また、容量は18ℓと普段使いには十分。フロントのポケットとコンパートメント内にポケットを2つ設けているので、お財布や鍵などの小物の整理にも便利です。

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【総括】6つのシーンがあぶり出した〈AR〉のポテンシャル

カリマーのリュックサックは、どのようなフィールドやシーンで力を発揮するのかを、開発段階で明確にイメージしてデザインされています。今回は、トレラン向けに開発された〈ARシリーズ〉をピックアップしましたが、少し視点を変えてみると、思いのほかさまざまなシチュエーションで能力を発揮することがわかりました。「走る」という動きに対応するためのフィット感やバンジーコードやポケットといった多彩な機能は、登山やハイキングはもちろん、ライフスタイルでも存分に機能します。その事実は、むしろ「あなたならどんな使い方をしますか?」と問いかけているようでもあります。今回はプロダクトの「機能」や「仕組み」を解剖していくというよりも、「使い方」について考えてみました。次回をお楽しみに!