北海道のバックカントリースキーについて【アンバサダー 今井晋】

カリマーアンバサダーの今井晋です。

今回は、私の冬のメインとなる仕事の一つ、「スキーツーリング」について紹介します。

スキーツーリングとは、山スキー、バックカントリースキーなどと呼び名はいろいろとありますが、スキー場以外の山や森の中でスキーやスノーボードをすることだとイメージしてください。

人の手が加わっていない静かな場所で、自然の降雪が造り出す景色を眺め、時には思いにふけりながら登り、誰も滑っていない地形の中を、自分の思い描いた自由なラインで滑ることができる楽しみがあります。

シーズンともなれば、フレークの大きな雪が、ほぼ毎日のように降り続きます。

そんなパウダースノーを滑るために、日本各地、そして世界中からスキーヤーやスノーボーダーが北海道にやってきます。

移動制限がされているために、今シーズンは海外からの予約が入らず困ったものですが、実は、パウダー好きの日本人にとっては願ってもないシーズンかもしれません。

そう、世界中からやってくるパウダージャンキーという競争相手が少ないので、いつも以上に手軽にパウダースノーを楽しめると思っています。

北海道に来たらぜひ白樺やダケカンバの森の中を滑ってみてください。雪質が良く、比較的安定した状況の中でスキーを楽しむことができます。

嵐のあとの晴天の日に、樹氷の反射でちりばめられて輝く樹林帯の中を滑るなんて、最高の気分で、スキーの楽しさを再認識することがよくあります。

最近では、道内の有名なスキー場だけでなくても、バックカントリーエリアとして、手軽に樹林帯のスキーを楽しめるところもあります。スキー場によってそれぞれのルールがあるので、そのルールを守って楽しんでください。ゲレンデから近いとはいっても、潜在的な危険が多くありますし、転んでしまったら一人では立ち上がれない場面などもあり、常に注意が必要です。

また北海道の冬の天候は、全天候型です。一日を通して安定している日は稀です。雪から曇り、晴れ、そしてあっという間に吹雪、また晴れるなんてことも珍しくありません。そして気温に風の強さを加味して、装備を考えます。こういう風に考えていれば「今日は何を着ていけばいいかな~」などと考える余裕はなくなり、日々完全防寒装備になります。

2月後半までは、標高の高い山でスキーツーリングをしており、気温がプラスになることがないので、私は〈Epic insulation parka〉をシェルとして着用し、〈Cozy PG hoodie〉や〈flex PSP tights〉などで内側を快適な体温に保っています。

そして北海道は、温泉数としても日本一です。アフタースキーの温泉の気持ちよさは、日本のスキー文化の一翼を担っていますね。『美肌の湯』として評判の硫黄泉や炭酸水素塩泉など泉質も豊富ですので、温泉通でも楽しめると思います。

北海道の各地には、スキーやスノーシューで自然の中を皆さんに案内するガイドがいます。カリマー製品を着用してガイドツアーに参加し、今冬を楽しむ計画を立ててみてはいかがでしょうか!

今井晋

今井 晋(いまい・しん)世界中の山々を正式にガイドできる北海道在住の国際山岳ガイド。日本・世界にある「カッコいい山や岩」を目指してクライミングしながらガイドしていたいし、雪があれば滑っていたい。今までも、これからもそうやって「旅」をしながら生きている。 やっぱり俺は「山が好き」

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