カリマー 大型リュックの正しい背負い方講座

リュックサックの背面に設けられた調整機能〈SAシステム〉。背面のパッドを
上下に移動させることで、ヒップベルトからショルダーハーネス幅を変更できるため、
身長や体格に合わせて確実にフィットすることが可能。体格や身長が異なっても、
どなたにも最適なフィット感を実現できる、カリマー独自の機能です。

〈SAシステム〉のメリット

〈SAシステム〉とは、連結したリュックサック本体のフレームと背面のパッドを上下に移動させることにより、背面長を調整できる機能です。リュックサックの容量に関わらず、リュックサックを背負うクライマーの背面長は人ぞれぞれ異なります。また、リュックサックを背負う際にちょうどいいと感じる位置にも個人差があります。そこで開発されたのが、身長や体型、好みに合わせて無段階で調整できる背面システム〈SAシステム〉です。大きな特徴は、背負ったままでもベルトをひくだけで調整できるため、山行時などリュックサックを下ろすことなく優れたフィット感を得ることができます。急登時は〈SAシステム〉を狭め、ショルダーハーネスを引き上げることによりリュックサックの重心を高め、バランスが後ろにひっぱられずに負荷の少ない登攀が可能に。また、ショルダーハーネスが過重により肩に負担がかかってしまうシーンなどでは、ヒップベルトをきつくしめ、ショルダーハーネスを緩めることで、腰に過重を乗せ、肩の負担を軽減します。ほかにも、着用するウェアにあわせて〈SAシステム〉やハーネス類を調整できるため、常に最適なフィット感を実現することが可能となっています。

〈SAシステム〉の使い方

〈SAシステム〉の効果を最大限に発揮させるためには、適切な着用方法を実践することが大切です。まず、各ハーネスやベルト類を少し緩めた状態でリュックサックを背負い、ヒップベルトを腰の少し上の位置で締めます。カリマーのリュックサックは腰と背中、肩などのポイントに過重を分散させることで優れた着用感を得られる仕組みになっているため、しっかりと腰に過重が乗ってくることを確認し、ヒップベルトの位置を調整してベルトを締めます。次は、ショルダーハーネスが肩にフィットするように引きます。このとき、ハーネスの上にある赤い目印が肩の上部分に来ていることを確認しながらベルトを調整するのがポイントです。〈SAシステム〉に連結しているベルトを引き、背面のバッドが背中に密着するように調整。このとき、先ほどの赤い目印がずれてしまわないように注意します。もし後ろに下がりすぎている場合は、〈SAシステム〉を少し緩め、ショルダーハーネスを引いて調整します。最後に、ショルダーハーネスとリュックサックをつなぐトップベルトを引き、全体のバランスを調整して完成です。山行時など負荷が強く感じる箇所がある場合は適宜調整することで快適性を維持できます。

カリマー独自の背面調整機能〈SAシステム〉のトリセツ

カリマー 大型リュックの正しい背負い方講座

リュックサックの背面に設けられた調整機能〈SAシステム〉。背面のパッドを上下に移動させることで、ヒップベルトからショルダーハーネス幅を変更できるため、身長や体格に合わせて確実にフィットすることが可能。体格や身長が異なっても、どなたにも最適なフィット感を実現できる、カリマー独自の機能です。

〈SAシステム〉のメリット

〈SAシステム〉とは、連結したリュックサック本体のフレームと背面のパッドを上下に移動させることにより、背面長を調整できる機能です。リュックサックの容量に関わらず、リュックサックを背負うクライマーの背面長は人ぞれぞれ異なります。また、リュックサックを背負う際にちょうどいいと感じる位置にも個人差があります。そこで開発されたのが、身長や体型、好みに合わせて無段階で調整できる背面システム〈SAシステム〉です。大きな特徴は、背負ったままでもベルトをひくだけで調整できるため、山行時などリュックサックを下ろすことなく優れたフィット感を得ることができます。急登時は〈SAシステム〉を狭め、ショルダーハーネスを引き上げることによりリュックサックの重心を高め、バランスが後ろにひっぱられずに負荷の少ない登攀が可能に。また、ショルダーハーネスが過重により肩に負担がかかってしまうシーンなどでは、ヒップベルトをきつくしめ、ショルダーハーネスを緩めることで、腰に過重を乗せ、肩の負担を軽減します。ほかにも、着用するウェアにあわせて〈SAシステム〉やハーネス類を調整できるため、常に最適なフィット感を実現することが可能となっています。

〈SAシステム〉の使い方

〈SAシステム〉の効果を最大限に発揮させるためには、適切な着用方法を実践することが大切です。まず、各ハーネスやベルト類を少し緩めた状態でリュックサックを背負い、ヒップベルトを腰の少し上の位置で締めます。カリマーのリュックサックは腰と背中、肩などのポイントに過重を分散させることで優れた着用感を得られる仕組みになっているため、しっかりと腰に過重が乗ってくることを確認し、ヒップベルトの位置を調整してベルトを締めます。次は、ショルダーハーネスが肩にフィットするように引きます。このとき、ハーネスの上にある赤い目印が肩の上部分に来ていることを確認しながらベルトを調整するのがポイントです。〈SAシステム〉に連結しているベルトを引き、背面のバッドが背中に密着するように調整。このとき、先ほどの赤い目印がずれてしまわないように注意します。もし後ろに下がりすぎている場合は、〈SAシステム〉を少し緩め、ショルダーハーネスを引いて調整します。最後に、ショルダーハーネスとリュックサックをつなぐトップベルトを引き、全体のバランスを調整して完成です。山行時など負荷が強く感じる箇所がある場合は適宜調整することで快適性を維持できます。

閲覧履歴