ヘビーユーザーにこそ使ってほしい
トレッキングリュックサックの新定番
数あるカリマーのリュックサックのなかでも、その軸となるのが登山やトレッキング向けのアイテムです。
日帰り登山から小屋泊、テント泊登山や縦走登山までさまざまなタイプが揃っています。
そんななか新登場したのが、〈stingray 25〉というニューモデル。
シンプルなデザインでありながらも山で使える機能を盛り込んだトレッキング向けリュックサックの新定番。そのすべてを紹介します!
〈stingray 25〉のデザインはいたってシンプル。雨蓋のないトップローディングタイプですが、ボトルを収納できるワンドポケットやフロントポケット、充実の背面システムやカリマーならではの良好な背負い心地など、登山で活躍する機能を搭載しています。機能をたくさん詰め込めばいいというわけではなく、必要なものを厳選する。そのことでフィールドでの使い勝手を向上させています。
〈stingray 25〉は25リットルという絶妙な容量。基本的にはデイパックとして使いやすいサイズ感となっています。レインウェアや防寒着、食料やボトルといった必要最低限の荷物は十分に収納可能。さらにプラスαできる容量となっており、さまざまなアクティビティやシーンにも対応できます。
ボトルを収納できるワンドポケットを採用。伸縮性のあるメッシュ生地になっているのでさまざまな容量に対応可能。ポケットの入り口に角度を付けることで背負ったままでも取り出しやすくなっています。
ファストパッキングや山行中の手間を最小限にしたい方にはハイドレーションがオススメです。本体のトップにはチューブを通すホールを配置。ショルダーハーネスに固定するゴムベルトを完備しています。
ヒップベルトはテープを三角形になるように配置し安定感とフィット感を確保。テープを使用することで軽量化を実現しています。
リュックサックの揺れとショルダーハーネスの着用感を維持するチェストベルト。コードには伸縮性のクッションタイプを一部に採用。締め付けを軽減します。
リュックサック本体の右サイドにはポールキャリアを配置。トレッキングはもちろん、タープ泊などのミニマムな山行にも対応します。
本体正面には左右にフロントポケットを配置。左右いずれも独立したポケットとなっており、マップやガジェットなどを収納できます。
メインコンパートメント上部にはオーガナイザーポケットを採用。シンプルなメインコンパートメントの使い勝手を向上しています。
カリマーのこだわりでもある背負い心地。その鍵となるのが背面の設計とデザインです。内部にはフィット感をもたらす新開発の専用パネルが内蔵されています。
メインファブリックには定評のあるコーデュラファブリックを採用。ナイロンの7倍もの強度をもち、岩や枝とのスレに強く、ハードに使っても劣化しにくいのが特徴です。
シングルコンパートメントを採用しているため、荷物の整理のしやすさにも配慮。開口部が広く開くだけでなく、バスタブ型になっていることにより、スーツケースのように整理整頓が可能です。
カリマーのデイパックはビギナー向けから本格ユーザー向け、さらにはクライマー向けまでさまざまなモデルがラインナップしています。今回紹介した〈stingray 25〉はヘビーユーザーをターゲットに開発。シンプルかつミニマムでありながらも必要な機能をしっかりと盛り込み、タフさもプラス。もちろんハイキングから登山、テクニカルな山行まで対応できるマルチなモデルに仕上げています。残雪シーズンから夏山に向けてパッキングが楽しくなるアイテムです。