防寒ジャケットといえばダウンジャケット、というイメージの方も多いのではないでしょうか。 化繊綿のジャケットも近年かなり進化してきていますが、軽くて暖かいダウンの機能は、冬を乗り切るのにとても心強い味方になります。 今回はカリマーのダウンジャケットを「暖かさ」にフォーカスしてご紹介します。
high loft down jkt <800FP / ダウン90% / フェザー10%>
800フィルパワーダウンを使用したジャケット。保温性に加えフードに入れ込んで小さくすることができるので、山行に便利。
レインウエアなどの上からも着用することができるサイズ感となっております。
フロントジップから冷気が入るのを防ぐフラップにもダウンを封入。ジップによって保温性が下がるのを防ぎます。
首周りにもダウン封入のチューブを搭載。街使いであれば、マフラーは不要かもしれませんね。
ultra feather jkt <900FP / ダウン95% / フェザー5%>
インナーダウンジャケットとして、中に着こむことを想定。
900フィルパワーのダウンを使用することでダウン量を調節し、「着膨れを防ぎつつしっかり暖かい」を実現しています。
首元までダウンが封入されており、上にレインウエアなどの防風ジャケットを着こめば、暖かい空気をとどめることができます。
eday down parka <650FP / ダウン90% / フェザー10%>
表生地に100回の洗濯でも撥水効果を維持する特殊素材を使用したダウンジャケット。
街使いしやすいマットな生地感で、歴代edayシリーズの特徴のワッペンがかわいらしい1着です。
ダウンジャケットにとって水は天敵。ダウンが水に濡れてしまうと膨らむことができなくなり、暖かい空気をため込むことができなくなってしまいます。 eday down parkaは表生地に高い撥水性をもつ素材「ダントツ撥水」を使用。 高い耐久撥水性を持ち、雨などの水を弾いてダウンが濡れてしまうのを防ぎます。(本商品は防水ジャケットではございません。)
フロントのポケットには裏起毛素材が施されており、手を温めることができます。 街では手袋をしていない方も、外でバスや電車を待っているときなど、ポケットに手を入れることで手の冷えを抑えます。
nevis down jkt <700FP / ダウン90% / フェザー10%>
ウインターシーズンに身体をしっかり保温するダウンジャケット。
フロントジッパーはダブルフラップ仕様。背面、両脇、袖部分にストレッチ素材を使用することで動きやすくなっています。
karrimorで最も厚手のダウンジャケットです。冬場の北国への旅行や冬場のキャンプなど、厳しい寒さのなかで高いパフォーマンスを発揮してくれます。
ダウンのフィルパワーについて
ダウン選びにおいて、「フィルパワー」の高さを選ぶポイントにする方も増えています。
ですがフィルパワー数値が大きいダウン=暖かいダウンという認識だと、少しズレが生じてしまうかもしれません。
フィルパワー(FP)とは30gのダウンの膨らみ具合を数値化したものになります。700FPは30gのダウンが700立方インチの体積に膨らんだということ。
そしてこの「膨らみ」が暖かい空気をため込むので、より膨らむダウン(フィルパワーの高いダウン)の方がダウンの量が少なくても暖かくなります。
少量のダウンであればコンパクトにもなりやすくなります。
しかし、もうひとつダウンの暖かさに必要な要素がシンプルにジャケットの「厚み(封入ダウンの量)」です。
たとえフィルパワーがあまり高くなくても、他のジャケットよりも厚みのあるダウンジャケットはその分暖かいといえます。
重さや着膨れなど欠点はありますが、「暖かさ」という観点では厚み(封入ダウンの量=暖かい空気をため込む量)は重要なポイントになります。
このフィルパワーと厚み、二つの視点から、自分のニーズに合ったダウンジャケット選びをしてみましょう。
例えば登山でのテント泊や山頂での休憩時に着用するのであれば、リュックサックの中で幅をとらないよう、なるべくコンパクトになる軽いモデルが理想となります。
フィルパワーの高いモデルなら保温性を犠牲にせず、コンパクトさ、軽さを得ることができます。
小さくする必要がなく保温性を重視したいのであれば、羽毛量がしっかりと入ったものを選べば、暖かい空気を多く取り入れて快適に過ごすことができます。
このように暖かさ、軽さ、着膨れ、携行性、予算など様々な視点から自分にはどのようなジャケットが必要かイメージすると、失敗することを防げるかもしれません。
今回はダウンジャケットについてご紹介させていただきました。来たる寒さに備えて自分に合ったダウンジャケットを探してみてください。