+Karrimor vol.18〈andoh coffee〉オーナー・安藤久雄

アウトドアで培ったウェアづくりのノウハウを活かして
開発されたカリマーの〈Life series〉。実用性や機能性だけでなく
デザインや着心地にも注目しているのが魅力です。
そんな〈Life series〉を、様々なジャンルで活躍する人たちの
ライフスタイルと共に紹介していく企画が、この「Life with karrimor」です。

今回は、 昭和の懐かしさが今も残る商店街吉祥寺・ハーモニカ横丁の一角にある コーヒースタンド〈andoh coffee〉店主の安藤さんに話を伺いしました。

「ハーモニカ横丁の本格コーヒー」

日に日に寒くなってきた冬の朝。通勤している人たちが吉祥寺駅から続々と出てきた。冬の澄んだ空気によく香るコーヒーが出勤途中の人たちの足を止める。〈andoh coffee〉は、ハーモニカ横丁にお店を構えるメキシカンタコス屋〈TACOS shop〉とのコラボレーション営業で、〈TACOS shop〉営業前にオープンしている。もともと〈TACOS shop〉の常連で、当時吉祥寺のコーヒースタンド〈SIDEWOLK STAND〉で働いていたという安藤さん。「ここでコーヒー出してみませんか?」と〈TACOS shop〉のオーナーさんから声をかけてもらったことをきっかけに2019年9月に〈andoh coffee〉をスタートさせた。

「僕は吉祥寺が地元で、大学生の頃ハーモニカ横丁にあるうどん屋さんの製麺所でアルバイトしていたこともあるんです。そんな、地元の思い出の場所でまた、働けるのはうれしいですね」。と安藤さん。

オープン当初は、通勤途中の人たちをターゲットにしていたのが、次第に〈andoh coffee〉を目当てに来てくれるお客さんも増えたという。「土日もやってほしい!」という多くの声に答え、以前までは平日のみの営業だったが、12月から火曜から日曜まで(月曜日定休)の営業に変更した。

「日常的にコーヒーを飲んで欲しい」

毎日異なる豆の〈本日のコーヒー¥350〉という手軽な価格で本格的なコーヒーを提供している。
「おいしいコーヒーを気兼ねなく飲んでもらいたくて、この値段にしました。通勤前に来てくれる常連さんは、うちで自家焙煎した豆を買って会社で淹れて飲んでいるそうなんです。」と安藤さん。
ゆっくり味わいたいという人には、好きな豆を選んで丁寧に淹れてもらえる〈ハンドブリュー ¥500〉もおすすめ。テイクアウトだけでなく、店先や、店内でも飲むことができる。

さらに、コーヒとセットに 安藤さんの奥様特製の焼き菓子 がおすすめ。「奥さんはもともとお菓子作りが好きだったので、お願いしてみようということになりました。パウンドケーキやクッキー、季節に合わせたお菓子など、これからさらに増やしていく予定です。」ほっと一息、安藤さんのコーヒーと奥様の焼き菓子は、さすが夫婦。相性抜群で至福のひと時を味わうことができる。

「きれいなコーヒー」

安藤さんの目指すコーヒーは、「きれいなコーヒー」。雑味がなく、 甘さがあり、個性のある味わい。
「お店を始めたころ、お客さんによく『飲みやすいですね』と言われてて、それが褒め言葉と捉えていいのか最初分からなかったんです。でもよく考えたら、それは僕が一番美味しいと思って淹れたコーヒーで、目指していた雑味のない ということでした。 そこに気付いてからは、これでよかったんだと。だから今では自信につながっています」。

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初めは趣味で始めたコーヒーが、だんだん形になってきたという安藤さん。コーヒーがもともと好きで、 自分で焙煎を始めたのは3、4年前のこと。自家焙煎にこだわったコーヒーと、 自宅やお店で検証し続けたおいしい淹れ方。とにかく研究熱心で、コーヒーへの一途な思いが詰まっている安藤さん の 一杯は、インディペンデントなコーヒースタンドならではといえる、「ここだけの味」だ。

朝早くから オープンするコーヒースタンド。冷え込む吉祥寺の朝は、〈pioneer coat 2〉で。クールネックタイプのインナーがセットになっているジャケットで、通勤時はアウターを羽織り、営業中はインナーを着用。インシュレーション入りのインナーは、冷たい風が入る店内でも着膨れせずに暖かい。さらにインナーにはポケットも装備しているのも嬉しい。

リンク:https://www.karrimor.jp/category/ITEM/100738.html

毎朝自転車で出勤しているという安藤さん。耐水性とストレッチ性に優れたカリマー独自開発の防水透湿素材〈weathertite stormy〉がレインコートとしても活躍し、突然の雨からも守ってくれる。

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デザイン関係のお仕事も並行している安藤さん。ビジネスシーンでも活躍するデザインと、高機能なリュックサック〈tribute 20〉をプラス。クッション性のあるPCポケット、シンプルなデザインでありながらも、使用頻度の高い小物を取り出しやすい雨蓋ポケットなど、整理整頓しやすいのが特徴だ。

リンク:https://www.karrimor.jp/category/ITEM/500781.html

「コーヒーは、焙煎方法、淹れ方、最後にカップに入れるところまでの一つひとつの過程が重要です。また、それによってフルーティーさが増したり、甘くなったりといろいろな表情が出るから、試行錯誤に終わりがありません」と話す安藤さん。そんな一途な思いが詰まった〈andoh coffee〉で、で素敵な朝を始めてみませんか?

andoh coffee
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-5

月曜:定休日
火曜〜金曜:8:30〜16:00
土日祝 8:30〜12:00
(営業時間は変更の可能性があるので最新情報はインスタグラムを参照してください)
https://www.instagram.com/andohcoffee/

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